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見物人の数 2011.7.7〜

  二段式ロケットオーブン試作


2011年6月9日          作 タイマーズ土木作業員  
1 材料ゲット

1) 20L ペール缶(蓋つき) 2ヶ
2) 900mm長105mm煙突、L字ジョイント、エビ曲
3) パーライト 50L
4) 6mm径50mm長程度のボルト、ナット、10本
5) ステンレスの適当の大きさの蝶番2ヶ、3mm径10mm長程度のボルト、ナット6本
6) あればブリキ板
7) 3mm径程度の小型アルミリベット数十個
8) 210×100×30程度のレンガ2枚



2  ペール缶穴あけ、掃除
金バサミでペール缶蓋部分の中央に、煙突が通る穴をあけ、内部の油を新聞紙、ぼろ布で掃除

上写真)  左が一段目の二次燃焼筒用ペール缶、右が二段目のオーブン用ペール缶


3 オーブン用ペール缶を金鋸で根気良く切る



金鋸を長時間挽いていたら、2〜3日手の痺れがとれなかった。皆さんはサンダーなどを使って切ってくださいね!

4  二次燃焼筒用ペール缶の下脇腹にエビ曲を通す穴をあける




5 二次燃焼筒用ペール缶の下脇腹の穴に、エビ曲を差し込む





6 エビ曲にL字ジョイントを差し込んで一次燃焼焚口を作る


7  二次燃焼筒用ペール缶の上の穴から煙突を差込み切断位置を決め切断

ペール缶の蓋から約数cm伸ばしたところで煙突を切断


8  煙突を二次燃焼筒用ペール缶の上の穴から設置し、パーライトを油口から詰める


9 オーブン用ペール缶の内側にブリキ板を内張りする(なくてもいいかもしれない・・・)


何ヶ所かに3mm程度の穴をあけ、リベットで固定

10 オーブン用ペール缶の蓋部分もブリキ板で内張りし、蝶番を取り付ける

リベットで固定し、蝶番もリベットで固定する

11 蓋部分を本体側に3mm径程度のビスで固定
   蝶番の反対側に金属の適当な取っ手を取り付ける・・・太い針金を加工しボルトで止めた

12 二次燃焼筒ペール缶とオーブンペール缶を接続するボルト穴をあけ、ボルトで固定


パーライトをペール缶とペール缶の間にも詰める
ゴトク代わりのガラクタ箱にあった鉄棒を差し込む

13 オーブン用ペール缶の上面に廃棄口の穴を適当にあける


14 レンガを載せて出来上がり!


15 とりあえず・・・・完成!



16 試運転


点火すると炎が吸い込まれていく・・・一応成功

17 パン生地(小麦粉とベーキングパウダー等) をアルミホイルに置き蓋を閉めて焼いた



少し煤けたが・・・・

立派な?パンが焼けた。一応オーブンだが、少し煤ける

18 乾燥野菜用網かご

直径28cmのバカ安い業務用使い捨て網があったので、ペンチで加工して直径を26cm程度にし、針金で4つ〜5つを固定

オーブンの中に納まるようにしてみた

試しに庭のドクダミの葉を乾燥させてみた


結果は写真を取らなかったが、周囲は炭になっていた。改良せんと・・・

19  ジャガイモをホイルで巻いてオーブンで焼いた

レンガの上にホイルに包んだジャガイモをのせて焼いたが、若干火力が足りなかったみたい。
一応食える!もっと時間をかけた方が良かったかも・・・

20 飯盒に白米2合を入れレンガの上で焚いた

途中からレンガの隙間を空けて、少し直火が飯盒に当たるようにした。
約30〜40分焚いたところ、抜群にうまい飯が炊けた。これには感動だ!

「二段式ロケットオーブン」の問題点
  二次燃焼筒が短いため、吸い込みが弱い・・・一次燃焼室の焚口から煙が逆流し易い
  しかし、十分能力はあり、オーブンとしても実用になる。
  オーブン部分を作るのに時間がかかった。
  二次燃焼筒を長くして吸い込みをつよくせんと・・・


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