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ナ ス
名称/発芽光好嫌性/保存期間/種数/購入日・先
固定種 信越水ナス/嫌光性/(5年以上)/23
\200/2011年2月・自然農法の種子
2月温床種蒔き/4下〜5上定植/9月〜10月収穫
発芽 20〜30℃(要変温) 生育 10℃〜40℃
※固定種 黒十全ナスから選抜育成した水ナス。
果実は黒紫色、縦じわが入る横広の巾着形。
皮が柔らかく多汁質で甘味があり、皮が柔らかく、浅漬けや一夜漬けに最適である。
煮物には不向きであるが、油炒めでは美味しく食べられる。
草丈は中位、分枝性も中位で、旺盛に生育し、着果性も良い。
土壌が乾燥すると果皮が堅くなりやすいので、水分管理に注意する。
山科茄子/嫌光性/(5年以上)/100
/ 2011年2月野口種苗
2月〜5月温床/4下〜5上定植/6月〜10月収穫
発芽 20〜30℃(要変温) 生育 10℃〜40℃
※特徴/皮が薄く、肉質軟らかで味が良い京都の伝統ナス。手のひらに納まる中型の電球
形。皮が傷みやすく変色も早いので遠距離輸送に向かず、市場出荷には不向きだが、生産
地でしか食べられない本物のおいしさをご賞味ください。
用途/浅漬用として最高のナスと言われている。
その他「ニシンとの炊きあわせ」など薄味の煮物。
播種期/温床育苗は2月から。直播きの場合5月より。
収穫期/6月から10月頃。
栽培法/中生豊産種。草勢はやや弱く、枝はやや直立性。葉はやや広く長円形で欠刻があ
る。露地への定植や播種は、地温が18℃以上と充分温かくなってから行う(開花直前〜開花
始めの頃が定植適期)。高温乾燥期は敷藁し灌水するなど水分維持に注意する。
(過湿に成りやすい畑では高畝に)果実は80g程度で収穫する。
播種法/日中30℃、夜間20℃の温度変化がとれる様工夫する。
覆土/タネが隠れ発芽までの2週間、必要な湿度が保持できる程度。
採種法/優良な種果を木で完熟させ、収穫後、日陰で2週間追熟し、布袋などに入れて上か
ら木槌などでつぶして種を果肉から外し、水洗した後、一日天日に当てて乾燥する。
種子保存法/天日乾燥後一週間陰干し。低温低湿度の場所に保管する。
栽培のポイント
ナスは深根性で土壌や肥料条件への反応が鈍感なため、過湿・過乾燥など極端な悪条件でなければ栽培の失敗は少ないが、温度(特に地温)により生育は大きな影響を受ける。ナスは高温性作物で、適温は22〜30℃、17℃以下では生育が鈍る。したがって十分に地温が確保できる時期をナスの旬と考えて栽培することが重要である。小布施丸ナス、在来青ナスとも露地夏秋栽培に適応した品種であり、ハウス栽培には不向きである(光量不足により着果が悪くなる)。在来青ナスは着果数が少ないので自家用向きである。
畑の準備
堆肥やEM生ゴミ堆肥は、なるべく前年秋から冬の間に植付け畝下に溝施用(深さ30cm)しておく。溝1m当たり、完熟堆肥3kg+EMボカシI型200〜300gが目安。ボカシや前作残差・緑肥などの全層鋤込みを行う場合は、秋に行う。春の鋤込みを行う場合は、完熟堆肥のみとし、未・中熟の堆肥やボカシは土壌表面に敷くように使うこと。地温の上がりにくい地域や地下水位の高い畑では高畝にする。
苗つくり・育成期
節間の詰まった葉の厚い苗を育てる。播種は平均気温17℃以上が確保できる時期に定植日を設定し、そこから育苗日数(自根栽培、12cmポット育苗で70日程度)を逆算して播種日を決める。育苗日数が長いので肥切れや老化苗にしないように注意する。発芽までは昼間26〜28℃、夜間22〜20℃で管理し、発芽後は昼間25〜28℃、夜間16〜18℃で育苗する。鉢上げは本葉2〜3枚、12cmポットが良い。鉢上げ後、葉が触れ合うようになったら、苗ずらしを行う。本葉7枚程度で定植適期となる。定植10日前から外気温に馴化させる。
定植後・育成期〜自立期へ
定植はウネ間120cm程度、株間65〜70cmの1条植を目安とし、栽培期間の短い寒冷地では、やや密植にし、温暖地では粗植にする。定植後は株周りは裸地か堆肥で薄くマルチする程度として、地温を確保をし、株周りはこまめに除草する。定植後1ヶ月で梅雨入りした後に敷草をたっぷりと施す。仕立ては、寒冷地の短期間栽培では放任で良いが、温暖地では本来の主枝と一番花下の側枝2〜3本を使った3〜4本仕立てとし、こまめに弱整枝をした方が成り休みが少なくなる。一番果は100g弱で収穫し、二番果以降に徐々に品種本来の大きさで収穫するようにする。
収穫開始後・自立期
伸ばす枝(主枝)を決めたら、各節から出る腋芽のうち、細く弱い腋芽は早めに切除し、太く強い腋芽は伸ばし、その一番花または二番花上の葉一枚で摘心し、果実の収穫時に基部の葉2枚まで切り戻す。この弱い整枝を繰り返して栽培すると、果実の成り過ぎや葉の混み過ぎが少なく、成り疲れが少なくなる。ナスは乾燥に耐えるが、収穫を続けるにはかなりの水分を必要とする作物でもある。特に盛夏期は、適宜かん水を行って土壌水分を保ち、草勢の維持に努める。乾燥は葉ダニやアザミウマの被害を招く原因となるので注意する。追肥は2週間に1回、ボカシ肥料(EMボカシII型の場合30〜50g/m2)を敷き草の上から施し、かん水や敷き草を追加して効かせるようにする。小布施丸ナスは150g程度でやや若どりすると着果数が多くなり、200g以上の大果どりだと、果数は少なくなる。在来青ナスはもともと着果が少なく、若どりしても着果数は増えないので、200〜250gの大果どりにした方が得である。
整枝方法
自家採種しよう
ナスは自殖性作物で、自家採種に適している。小布施丸ナスも在来青ナスも固定種であり、自家採種によって種子を維持、増殖することが容易である。ナスは通常の青果栽培では、果実を完熟させないで収穫しているが、タネとりをする場合は、果実を完熟させる必要がある。
まず成り疲れになる前の最も草勢の充実した時期に、草勢、枝ぶり、果形、大きさ、果色など品種の特徴を良く現している株を選び、収穫を止めて採種果を着ける。ナスは1果採種量が多いので、小規模採種では、採種株は1〜2株あれば充分である。また採種果も1〜3果着けば良い。採種果を着けた株は、枝の伸張が鈍り、落花も多くなり、通常の収穫はできなくなる。採種果の数が少なく、採種果の負担より草勢が勝る場合は、少ないながらも収穫を続けられることもある。採種果は品種固有の大きさまで肥大すると、しだいにナス特有の黒紫色や果実の光沢がなくなり、55〜60日程度で黄褐色の成熟果となる。
採種果内部の種子が発芽力を持つようになるためには、最低40日は木から栄養補給を受ける必要があり、採種果はできるだけ長く木につけておきたい。採種果収穫の目安は、着果後55〜60日である。種子の充実もナス自体の活性と関係があるので、秋に気温が下がり、ナスの生育が鈍れば、長く着けておいても果実の成熟は進まず、種子の充実も悪くなる。したがってタネとり用の果実は、平均気温17℃を割り込む日から夏に向かって60日さかのぼった時期に着果させる。寒冷地で8月初旬、温暖地では8月中旬である。
タネとりのしかた
収穫した採種果は、腐りや傷みが入っていなければ10〜14日間室内で追熟させる。種子の取り出し方は、まずナスの皮をむき、果肉を裂くか角切りにする。次に果肉を揉み込んでいくと、果肉から種子押し出されてくる。果実が硬い場合は少量の塩を入れて揉むと良い。充分に揉み出したら果肉ごと水洗いをすると、種子は水に沈み、果肉は浮き上がり、種子だけを分離することができる。水洗いした種子は、3日間天日乾燥する。
品種にもよるが、1果実で500粒程度の種子が入っているので、自家用ならば、採種果1〜2果あれば充分である。ナス種子は長命種子で、低温乾燥状態で保存すれば4〜5年は発芽力を維持できる。なおナス種子には休眠性があり、採りたての種子の発芽は非常に悪い。この休眠は翌春までには解消する。
(「自然農法の種子」より)
真夏の暑さや乾燥で株の生長が弱り、実つきが悪くなったら、主枝と側枝を葉3枚くらい残して切り落とし、追肥をします。
この更新せん定を行うと、9月頃から秋ナスが収穫できます。
<ナスの栽培法要点>
苗を植え、主枝に第1花が咲くまでそのまま栽培する。主枝に第1花がついたら、その下2つのわき芽を伸ばし3本仕立てとする。主枝に支柱を立て、伸ばした左右のわき芽のためにも支柱を斜めに立てて支える。誘引を忘れずに。果実が付くだび収穫をしていく。主枝とわき芽2つ以外のわき芽は取ることを忘れずに。
<秋茄子をとるなら>
秋茄子を取るなら、夏の収穫期に秋茄子仕様にする必要があります。具体的には@根切りとA整枝(せいし)を行います。根切りは根の付け根から半径30cmの円を書き、そのラインに沿ってスコップを入れて根を切ってしまいます。その後、葉を全体の2/3ほどにするため、1/3ほど先のほうを切ってすっきりさせます。全体的に株の勢いを弱めると考えるとよいです。
オクラをナスと混植
ナスとオクラを一緒に栽培するとナスの害虫被害が大幅に減少することが、徳島県立農業研究所の試験栽培で分かった。
以前に収穫したことのあるナスの写真。
2011年2月28日、信越水ナスの種10ヶと、山科茄子20ヶを温床に蒔き、発芽後ポットに移植。ハウスの苗床へ。
約一ヵ月後の3月28日頃の信越水ナスの苗4ヶと、山科茄子の苗11ヶ。
4月11日、信越水ナス
4月11日、山科茄子
4月15日、信越水ナス
2011年3月28日、信越水ナスの種8ヶと、山科茄子25ヶを温床に蒔いた。
4月11日温床、山科茄子
4月15日、苗床のナス
5月1日、定植 4番、5番、6番畝の南半分・・・葉物野菜、ニンジン、カブなどを植えている場所に同居させた
ニンジンの畝間にナスを定植
葉野菜の畝間にナスを定植
5月10日のナス・・・3番畝の南の空き地に3本
5月15日のナス
5月15日のナス畑・・・カブ、葉物野菜と同居・・・奥の竹のたっている場所はトマト
5月15日のナス畑・・・ニンジンと同居・・・奥の竹のたっている場所はトマト
5月15日のナス畑・・・カブと同居・・・奥の竹のたっている場所はトマト
5月14日、裏畑の東南畝に廃菌床と若干の竹粉(虫が竹を食べて粉にした物が大量に出てきた)、若干の糠を混入した後、山科ナスの種を直播した・・・・・・ナスの種は3日間30度Cと20度Cを繰り返したが一つも発芽しなかったため、そのまま直播することにした20ヶ
5月24日
5月24日、裏畑の直播ナス・・・・一部発芽5〜6ヶ位か?
裏畑、右がナス畝、左がサツマイモ
5月26日、4,5,6畝のナス畑・・・ワラをかぶせた/もっと早くワラを敷いた方が良かったかも??
6月8日、
カブの間で成長するナス
6月14日、4〜6番畝のナス、手前は3番畝の南端に植えたナス
6月14日、裏東南畝のナスの芽、20粒の種直播で約半分ほど発芽したか??
6月20日
6月24日
6月28日、
6月29日ナス畑の草を刈って、合間にオクラの種を蒔いた
「ナスとオクラを一緒に栽培するとナスの害虫被害が大幅に減少する」という記事を見たので
7月2日、裏のナス
7月3日、近所のホームセンターで投売りのナスとピーマンの苗を購入してナス畝に植えた
200〜300円していた苗が20円!10本買っても200円
6月14日
7月20日
7月26日
7月30日
8月6日
9月10日
2012年5月14日苗植え6本
4番に2本
5番に2本
1番に2本
6月2日
6月15日
7月15日
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