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竹 篭 ビ ニ ー ル ハ ウ ス ・ 苗 床 作 り
2011年3月夏野菜がいちおう発芽したのでポットに移したはいいが、外部にそのまま置いておくわけにはいかない。
全般的に最低でも15度程度は保ちたいし、 生育温度としては20度〜30度くらいが好ましいと言われている。
3月の夜の外気温は、零度、場合によっては零下にもなりかねない。どうしても温室がいるし、温室だけでは昼間は太陽光で30度くらいに上がるだろうが、夜中は簡単に零度近くになってしまうだろう。
堆肥熱を使った踏み込み温床があれば、心配はなさそうだが、今年は間に合はない。なんとか電気で保温しようと、探したところ、2000円位の値段で熱帯魚用保温ヒーターと温度調整器を見つけた。
これを使って、苗床を作ってみることにする。
まずはビニールハウスを作ろう。
材料はもらってきた孟宗竹と、農業用ビニール。
基本の骨組みはこれだけ。針金で結束。
その竹の骨組みに竹を8等分した竹ひごを編んでいく。
横から見るとこんな感じ。一見鶏小屋
その上からビニールを貼り付ける。
ビニールは150cm幅、50m、厚み0.2mm程度のもの。2000円位だったかな?
内部はこんな感じ・・・
温室ができたところで、今度は温室内に入れる電気温水ヒーター付苗床作り。
これの材料は勿論竹。その他大量の水を入れる左官用のプラ舟。これは我が家のビフォアーアフターリフォーム時に使っていたものを流用。それとサーモヒータ。
ちょっと見えにくいが温室の中に見えるのが苗床
竹で組んで下にプラ舟に水を満たし、その中に温水ヒーターとサーモを入れた。その上にトタン波板をかぶせ、周囲に保温用のワラを敷いた。
サーモヒーターの温度調節器を取り付け、電源を家から引いた。半日水を太陽光にさらしていると、かなり温度があがる。それから通電し、22度を下回ったらヒーターをオンにする設定とした。
苗床の中にはポット苗と、その他もろもろが・・・
苗床の中には念のため温度計を。
そして温室の天井にも温度計を設置。上の温度は苗床下の水槽の温度を測定。昼間は通電していないようだが、夜になって徐々に水温が冷えてくると通電してヒーターが働いている。結果、水温は大体22度を下回ることはないようだ。
昼間は日が当たっていれば苗床のビニールカバーは外して、温度が30度以上に上がらないように管理している。これは結構手間がかかる。夕方になると苗床の上にビニール、ムシロ、ゴザなどをかけて少しでも保温の工夫をしている。
温水槽の効果で、ムシロ内の温度は10度〜15度程度は期待したいところだが・・・・。
氷点下に下がった日などは、かなり温度が低下しているようだ。
とりあえず・・・・まぁ、まぁです。
ホームセンターで苗が簡単に手に入るのはとてもありがたいことがしみじみ分ります。
でも、手間がかかっても自分で一からやってみるのはとても楽しいのです。
ハイ!
4月12日の苗床の様子、すでにポットがほぼ一杯になってしまった。120〜130ヶ程度
4月15日
2011年5月上旬、ビニールハウス内のトレーに、そこらにあった種を蒔く
イチゴから取ったイチゴの種、メロンを食べた後のメロンの種、ブドウを食べた後のブドウの種、四葉キュウリの種、ビワを食べた後のビワの種
5月12日、まだどれからも発芽していない
5月12日、キュウリが一つ発芽か・・・・その日の夕方見るとキュウリ3本、メロン3本程発芽していたので、裏畑のサツマイモの畝の東端に定植。
5月24日、既に発芽したキュウリは裏の畑に定植済、その後発芽したキュウリ
5月25日、 ハウスの片方の側面のビニールを撤去、トマトとバジルの畝に
6月14日
9月15日、ハウスのビニールの上部も外した(中のトマトの水不足のため・・・未だにトマトに花が付かないのは、水分不足か!?)
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