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キ ウ イ
キウイの剪定
キウイフルーツは、カキやブドウと同じように、その年発生した新梢上に開花・結実します。新梢の基部3〜8節の葉腋に1〜4個実を結び、その年実をつけた場所より先の葉腋に、翌年の混合芽(葉芽と花芽を含んだ芽)をつけ、結果部よりも基部の芽は休眠芽となってふつう発芽せず、発芽したとしても花芽をもちません。また、基部の枝の生育が盛んになって、先端の枝が細くなってしまう現象(負け枝)が現れやすいのもキウイフルーツの特徴です。このような特徴を踏まえて整枝・剪定を行わなくてはなりません。
1) 前年結実したすべての枝から果梗(実がついていた数センチの枝)より上部に3〜5節芽を残し削除する。
2) 今年結実していない果梗がない枝を、基部より5〜7節(8〜10芽)残して剪定する。1)2)の作業で結果母枝完成。
3) (結果母枝を単純に左右に30〜40cm程度離す)
剪定は12月下旬〜2月上旬に行う。前年に実をつけた節からは発芽しないので、実をつけた枝は実のついた位置から3〜5芽残して、先端を切り返し、実をつけなかった枝は基部から8〜10芽残して切り返す。http://cprin.blog11.fc2.com/blog-entry-1131.html
※葉腋(ようえき)・・・植物の茎で、葉の付け根の内側部分のこと。ここから脇芽が出ることが多い。葉腋から出る芽は、腋芽(えきが)ともいわれている。
※果梗(かこう)・・・ 枝や茎から分かれて細く伸び、その先に果実をつけている部分。
キウイの受粉
◆人工授粉の必要性
本来、自然の状態では、雄花が近くにあった場合、昆虫によって雄花の花粉が雌花のめしべに運ばれて受精します。しかし、全ての雌花に均等に花粉がつくことは難しく、またついた花粉の量が少ないと、種の数が少なくなり、小さな果実になることもあります。
具体的には、キウイ1個の中にタネは1000個ぐらいは必要で、少ない場合は落果したり、落果しないものは丸形の形が悪い果実になります。
つまり、キウイは受粉したときにできる種の数が多いほど、大きくて甘い実ができるので、人工授精することが望ましいのです。
◆受粉の時期
雄花は早朝から午前8時ごろまでに開き、受精できる期間は開花して3日以内で、それ以降は受精能力を失うので、いくら受粉しても実になりません。
また、受粉は、晴れた日の午前中に行います。雨が降った場合は、雄花についた花粉が流れ落ちてしまうからです。
◆受粉の仕方・受粉作業
@雄花の葯の中に花粉が詰まっているので、開花直前か開花当日の早朝に雄花を採取します。
A葯をハサミで切りとり、採取した葯を振るいにかけて花びらや不純物を取り除き、新聞紙などに薄く広げて常温で一晩おき、花粉が放出されるのを待ちます。
B葯をメッシュの小さなふるいにかけて、花粉を採取します。
C採取された花粉は、筆の穂先や受粉器で雄花の柱頭に受粉します。
このとき、「石松子」(花粉の増量剤を使うと、赤色に染色しているので、受粉済みの花がわかりやすくなります。
降雨などで受粉の日が延期になったばあいは、雄花や花粉を薄い紙で包んで、乾燥剤を入れた茶筒にいれて冷蔵庫に貯蔵しておくと、一週間ぐらいは能力が保たれます。
◆受粉用花粉で人工授粉◆
最近では、キウイの受粉用花粉を購入して受粉させる人が多いです。
キウイは一般的には雌木と雄木を一緒に植えて受粉させますが、雄木がない場合や、雌花と雄花の開花期が合わずに受粉できない時など、花粉を購入して使います。
冷凍庫で保存すれば1年(〜2年)間もつので、高価ではありますが便利です。
http://www.morinonakama.net/2006/09/post_41.html より
キウイの接ぎ木
雌木の一部を雄木にしたり、雄木の大部分を雌木に接ぎ替えることは、かなり広く行われているはずです。
1月に穂木を採種・冷蔵する休眠枝接ぎの適期は、1月下旬〜2月上旬。失敗しても、この時の穂木残を冷蔵しておいて5月上中旬に接げます。緑枝接ぎは5月〜6月。秋接ぎは9月上旬〜10月下旬。
http://homepage2.nifty.com/tane-tak/fmsg/graft/manykind.htm より
キウイフルーツの接木
キウイの木は、この家に引っ越してくる以前からあるもの。
我が家には雌木しかない。花の咲く時期は、ご近所の雄木に咲く雄花をいただいて受粉する。
下の写真は2010年9月上旬のキウイ棚。
2010年10月、キウイの実
2010年暮、剪定した。
4月12日のキウイの木
5月3日
5月10日、
嵐のような雨風で花芽のついた枝が数本根元から折れてしまった。これ以上折れないように遅ればせながら誘引した。
来年は花芽が付き始める頃4月下旬〜5月上旬頃しっかり枝を誘引すること
5月21日、キウイの雌花が開花し始めた。雄木がないので焦って雄花を頂きに行かねば・・・・
5月21日、ご近所からいただいてきたキウイの雄花・・・ミミカといっしょに受粉する
5月24日、毎日雌花が開花するので朝受粉作業をしなければ・・・
6月3日、キウイの実がつきだした
6月8日
6月21日
6月28日
7月11日
7月14日
7月26日
7月30日
9月15日
9月27日、キウイの収穫時期の判断が分りにくい
しばらく前に試し取りしたものをりんごと一緒に袋に入れておいたが、あまり甘くなかった。
まだまだのようだ!!!
10月16日
10月31日
手作りキウイジャム2011
10月31日
キウイと玉ねぎのサラダ
11月7日、
キウイジャムマフィン
12月8日
手作りキウイリンゴジャム&キウイリンゴバナナジャム
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